ブプライム問題は深刻です [ニュース]
サブプライム問題が深刻度を増しています。サブプライム問題というのは、借金の証文を細分化して、証券にして、全世界にばらまいてしまったといえるのでしょうか。これから金利上昇期に入ります。来年はもっと深刻度を増すのでしょう。不動産バブルが完全にはじけました。
終わり見えないサブプライム問題
米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)に端を発した、世界的な信用不安の終わりが見えない。欧米主要金融機関が計上した損失額(評価損)は計7兆円を超え、国内金融機関も計6000億円を超えた。問題の本質は何か。証券化商品投資に精通した生命保険会社の資産運用担当者は次の2つを指摘する。まず、サブプライム関連の住宅ローン担保証券(RMBS)の中で、リスクが中程度のものを再び証券化した債務担保証券(CDO)を発行し、販売したこと。2つ目は、証券化商品に大量投資したSIVと呼ばれる投資会社が、投資のために借り入れた短期資金を借り換えられなくなったことだという。(iza)
地銀13行で100億円 サブプライム損失 本社調べ
米国の低所得者向け(サブプライム)住宅ローン問題で、地方銀行と第二地方銀行109行のうち少なくとも13銀行が9月末時点で、総額約100億円の損失を処理したことが、朝日新聞の調べでわかった。山陰合同(松江市)、東京スター(東京都港区)、南都(奈良市)は10億円を超える損失を処理した。市場の動向によっては、損失処理が必要になる銀行がさらに増える可能性もある。
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