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芥川竜之介の生原稿確認 [小さなニュース]

芥川竜之介の生原稿 岡山県倉敷市の所蔵資料


 岡山県倉敷市で見つかった芥川竜之介の「地獄変」の直筆
原稿=20日午後、岡山県倉敷市役所
 
  文学者薄田泣菫の遺族が岡山県倉敷市に寄贈した資料に、文豪芥川竜之介の代表作「邪宗門」の別稿や「地獄変」の生原稿など新資料が含まれていることが専門家によって確認され、同市が20日、発表した。

 「邪宗門」は人物の設定が大幅に異なるなど、下書きというより別稿といえる内容。近代文学を研究する上で貴重な資料といえる。(東京新聞)

 「邪宗門」は平安時代が舞台で、若殿と法師、姫君をめぐる未完の傑作。見つかったのは200字詰め原稿用紙22枚。連載1回目から4回目の冒頭までが記されており、第3章(16枚目)以下が発表された同作と大きく異なっている。

 発表作では、主人公の若殿と父親は外見と性格が正反対に設定されているが、確認された原稿では「勇往果敢の御気象」の点で生き写しで、それが「邪魔になつて」2人の仲が悪くなることがあった、としている。

 「地獄変」の原稿は200字詰め原稿用紙2枚で、作品の冒頭部。これまで所在不明だった。


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