新ジェットコースター「カワセミ」誕生 [小さなニュース]
「カワセミ」、池の上を走る
コースがほぼ完成し、試運転が行われている新水上コースタ
ー(東武動物公園提供)
東武動物公園(埼玉県宮代町)の遊園地ゾーンに3月上旬、新アトラクションのジェットコースターが誕生する。園内にもいる野鳥のカワセミをイメージした乗り物で「カワセミ」と名付けられた。一番人気の木製コースター「レジーナ」に並ぶ目玉として、同園は集客アップを期待している。
新コースターはレジーナと同じく池の上にコースが設けられた。全長748.14メートル、最高部の高さ33.2メートル、最大傾斜67.4度、最高速度は時速87.2キロで、1分で一周する。
00年3月に登場したレジーナは世界初の水上木製コースターとして話題を呼び、木製独特の振動が特徴の一つだった。新コースターはレジーナより規模はやや小さいが、鉄製のため乗り心地が滑らかで、ひねりも強くした構造になっている。
広さ53ヘクタールの同園は、その約3割が池などの水辺で占めていて、野鳥のカワセミも見られる。新コースターは水面めがけて急降下し、水面ぎりぎりを急旋回して一気に上昇するなど、カワセミの動きを表現した。
新コースターは構造物が少ないため、水面に落ちる感覚がより味わえるといい、「飽きがこなく、コースター本来の爽快(そうかい)感が味わえる」と同園。新コースターの誕生で、同園にはタイプの異なる四つのコースターがそろう。( asahi.com)
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