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アマゾンの森林伐採面積 5カ月で東京都の3倍 [国際ニュース]

 ブラジル・アマゾンで森林伐採のペースが加速しているようです。、昨年8月から12月の5カ月間だけで約7000平方キロの森林が失われたとみられるとブラジル環境省はこのほど発表しました。東京都の面積の約3倍にあたるのだという。

 ブラジルの宇宙研究所が、衛星写真によってまず同じ時期で約3200平方キロの伐採を確認したわけですが。これだけで04年の同期の4倍にあたるのだそうです。 そして、衛星写真による調査では、25ヘクタール以下の伐採は確認できない、さらに熱帯雨林の上空は雲がかかることも多いという理由で、実際の5割程度しか発見できないのです。このため、同時期に失われた森林面積は7000平方キロになると予想されるのだという。環境省高官は「極めて憂慮すべき事態だ」としています。

 緑の樹木は、二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出しています。ブラジル・アマゾンは世界最大の熱帯雨林であり、地球という生命体が、二酸化炭素を吸収し酸素吐き出す呼吸をする最大の場所になっているわけです。この大切なアマゾンの森林を、このままのペースで伐採し続けていたら、地球全体の生態系に深刻な影響を及ぼすことになるでしょう。

 環境問題は、地球という生命体をどう維持していくかという観点から考えてゆかないといけないと思います。地球全体を考えた計画案により、各国が独自の役割を引き受けるということでなければいけないのでしょう。環境問題は、先進国も発展途上国もエゴをなくしてとりくまなければならないわけですが、難しいでしょうね? 人類には手に余る問題なのかもしれません。


森林伐採面積 5カ月で東京都の3倍 アマゾン

 世界最大の熱帯雨林を有するブラジル・アマゾンで森林伐採のペースが加速している。ブラジル環境省はこのほど、昨年8月から12月の5カ月間だけで約7000平方キロの森林が失われたとみられると発表した。東京都の面積の約3倍にあたる。

 ブラジル国立宇宙研究所によると、衛星写真によって同じ時期に約3200平方キロの伐採が確認された。

 この調査では、25ヘクタール以下の伐採は確認できないうえ、熱帯雨林の上空は雲がかかることも多く、実際の5割程度しか発見できないという。このため、同時期に失われた森林面積は7000平方キロに達するとみられる。環境省高官は「極めて憂慮すべき事態だ」としている。

 国際的な穀物価格の上昇により、農園主や牧場主がアマゾン地域での事業拡大をめざした結果とみられている。

 ロイター通信などによると、アマゾンの熱帯雨林は70年代に比べ5分の1ほどが失われている。

 ブラジル政府はアマゾン地域の自然保護に力を入れ、違法伐採を厳しく取り締まっていると説明。ルラ大統領は昨年9月の国連総会の演説で「近年、アマゾンの森林伐採のペースを半減させた」などと環境保護政策の成果を誇っていた。

 これまでの主張が覆された形の政府は、緊急対策として、環境破壊を監視する警官を25%増やすことを決めた。しかし広大な森林面積に比べると増員はわずかで、焼け石に水というのが実態だ。 (朝日新聞)

 


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