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テニスの錦織選手71年ぶり快挙と植草さんのブログ紹介 [スポーツ]

 テニスの錦織圭選手が、全米オープンで71年ぶりの4回戦進出を決めました。錦織選手は、フォアを得意としていますが、特にエア・ケイと呼ばれるジャンプショットは強烈です。ロブやドロップショットを織り交ぜた攻撃は多彩で見ごたえがあります。まだ18歳ですからこれからが楽しみな選手です。

71年ぶり快挙!錦織が4回戦進出/全米テニス (SANSPO)

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全米オープンテニスの男子シングルス3回戦で第4
シードのフェレールを破りガッツポーズの錦織圭(AP)


 テニスの四大大会最終戦、全米オープンは30日、ニューヨークで行われ、男子シングルス3回戦で18歳の錦織圭(ソニー)が昨年のベスト4のダビド・フェレール(スペイン)にフルセットで競り勝ち、16強による4回戦に進んだ。

 1968年のオープン化以降で日本男子の4回戦進出は初めてで、前身の全米選手権を含めると37年の中野文照と山岸二郎以来71年ぶり、戦後初の快挙となった。四大大会では95年のウィンブルドン選手権で準々決勝に進んだ松岡修造以来となる。

 プロ転向2年目の錦織はことし2月にツアーで初優勝した。ウィンブルドン選手権で初めて四大大会に挑み、北京五輪にも出場した。

 この日はフォアの強打を軸に最初の2セットを6-4、6-4で連取した。続く2セットを3-6、2-6で落としたが、最終セットに粘りを発揮して7-5で奪った。

 錦織は4回戦で19歳の新鋭、フアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)と対戦する。(共同)

  ◇  ◇

 植草一秀さんのブログ『知られざる真実』の紹介です

 8月31日は 「目くらまし経済対策」と今後の政局

 植草さんは、《問題の根源は財務省にある。自民党清和会政権は財務省と癒着して、国家の利権を独占している。》 と言われます。特権官僚は、「利権拡大」「天下り温存」にまい進し、自らの血を流すことなく、消費税増税を画策しているというのです。

 植草さんのブログを読んでいて、ある空想が浮かんできました。それは、『特権官僚は、実際「ワル」なのではないのか? 庶民感覚では、『官僚が悪いといっても、国民のことを少しは考えているだろう』と考えるのが普通ですが、彼らはそんな甘い連中ではないのではないか? 彼らは、他人を蹴落とすことで生き残ってきた人たちですから、残っているのは自分の利益しか考えない利己主義者ばかりではないのか?』というものです。

 イラクへの自衛隊派遣に反対して、外務省を辞めさせられた天木直人さんは、自身のブログでまともな官僚はみんな途中でやめていくと書いていたのを思い出します。良心的人間はいたたまれなくなってしまうのです。 井原勝介前岩国市長は、通産省の役人でしたが、やめて岩国に帰るにあたっての心境を、HPに載せていました。 井原氏は、省の行政が国民のための行政になっていないことに疑問を感じ、岩国で住民のための行政を実現しようと帰ってきたと熱く語られていたのを思い出します。現行の霞ヶ関官庁は、良心的な人をはじき出すシステムになっているのではないでしょうか?

 霞ヶ関官庁は、戦前のシステムがそのまま温存されたと言われております。日本国憲法など鼻であしらって、戦前の御上(おかみ)意識を営々と再生産してきたのではないでしょうか。霞ヶ関特権官僚は、悪の巣窟になっているのかもしれません。

 そう考えますと、植草さんが次のように言われることもよく理解できるように思います。 
 《財務省は財務省の利権拡大に結び付かない「社会保障関係支出」、「公共事業」、「地方公共団体への紐付きでない支出」に標的を定めて歳出削減を進めてきた。 「大資本」、「外国資本」に利益を供与して「一般国民切り捨て」を推進している。「マスゴミ」は御用報道を徹底して「独占的利権」を維持する。「特権官僚」は「天下り利権」温存政策により対価を得る。「政治屋」は利権獲得者に「リベート」を支払わせる。》

 さらに、《最大の問題は財務省を基盤とする自民党清和会政権が国民経済安定化を「目標」ではなく「手段」と位置付けていることにある。本来、政治は国民生活の安定、国民の幸福を実現するために存在する。医療、年金、雇用、生存保障は国民生活そのものであり、これらの分野での施策充実は政治活動の目標であるはずだ。
 しかし、清和会政権はこれらを「手段」と位置付ける。政権の目標は「悪徳のペンタゴン」=「利権互助会」の利権維持・拡大である。 「利権互助会」の利権拡大にとって、国民生活を安定化させる政策は「無用の長物」だ。》

 憲法は、日本国憲法に変わっても、霞ヶ関官庁は、日本帝国憲法下の制度のままであったということなのでしょう? 私たちは、今まで、ごまかされてきたようです。霞ヶ関官庁の戦後体制への転換はこれから始めなければならないのです。

 政権交代によって、霞ヶ関官庁の解体的な改革の断行に手をつけなければなりません。戦前からの悪しき制度、精神を解体し、民主的な制度、精神に刷新することが急がれているのだと思います。


   植草一秀の『知られざる真実』 「目くらまし経済対策」と今後の政局
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