道路特定財源、暫定税率１０年延長合意

　民主党は、暫定税率の廃止を求めているはずです。これも衆議院の３分の２条項を使って強行しようというのでしょうか?　今選挙をすれば３分の２を維持することは不可能に近いでしょう。それなのに１０年間という長期にしたのは、今のうちに先まで決めてしまえという意図が透けて見えます。
　道路特定財源の暫定税率は、一旦廃止すべきでしょう。どうしても必要な道路を絞り込んでぎりぎりの税率を新たな法案で決めたほうがよいのではないでしょうか。一般財源化は、税体系をおかしくしてしまうと思います。

道路特定財源、暫定税率１０年維持で政府・与党正式合意

　道路特定財源の見直しを巡る政府・与党協議会が７日午前、首相官邸で開かれ、２００８年度から１０年間、暫定税率による上乗せ課税分を含めて現行の税率を維持することなどで正式に合意した。

　合意には、特定財源の使い道として高速道路料金の引き下げなどに２兆５０００億円をあて、５０００億円規模で自治体向けの無利子融資枠を創設することなども盛り込まれた。（読売新聞）

世界最大級の鉄鉱石運搬船が完成

ぶらじる丸：全長３４０ｍ…世界最大級の鉄鉱石運搬船

岸する接世界最大の鉄鉱石専用船「ぶらじる丸」

　世界最大級の鉄鉱石運搬船「ＢＲＡＳＩＬ　ＭＡＲＵ（ぶらじる丸）」が千葉県市原市の三井造船千葉事業所で完成し、７日、命名・引き渡し式が行われた。海運大手の商船三井が新日本製鉄と２０年以上の長期契約を結び、同日午後からブラジル産鉄鉱石を大分や名古屋、君津の製鉄所に運ぶ専用船として運航する。（毎日新聞）

在日米大使館、賃料未納が解決

この在日米大使館の賃料問題に対する態度が、日米関係を象徴しているのではないでしょうか？

在日米大使館、賃料未納が解決　日本政府へ支払い合意

　米大使館が建つ東京・赤坂の国有地１万３０００平方メートルの賃貸料が１０年間未納となっている問題で、日米両政府は米側が１年あたり７００万円、計７０００万円を支払うことで合意した。０８年以降の賃料も段階的に引き上げる。未納が始まった９８年分の賃料の時効が今月中旬に成立するため、日本政府は米政府を相手取った民事訴訟も検討していたが、期限ギリギリで双方が妥協した。（朝日新聞）