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西武鉄道の新型通勤車両30000系完成 [小さなニュース]

 あの見慣れた西武鉄道の黄色の電車は退役して、新型車両スマイルトレインが登場ということになりました。よく見ると連結器のところが口になっていて、口を開けて微笑んでいるように見えます。ライトが目で、窓のガラスが帽子といったところでしょうか? 親しみやすくていいですが、もう少し威厳があってもいいかなとも思います。

西武鉄道、スマイルトレイン完成


西武鉄道の新型車両スマイルトレイン

 西武鉄道(本社・所沢市)の新型通勤車両30000系(愛称・スマイルトレイン)が完成し、28日に同市の同鉄道小手指車両基地で納車式があった。4月末ごろ西武新宿線にデビューし、11年度までに順次、新宿線と同池袋線に計120両が導入される。安全性のほか、快適性やデザイン性も重視した丸みのある車体が特徴で、同社は「人に優しく、みんなの笑顔を作り出す電車にしたい」と期待している。
 

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暫定35年、道路は延びるよ、どこまでも [ニュース]

 毎日新聞の余禄に暫定と題して、ガソリン税の暫定税率の矛盾を皮肉をこめて書いています。「暫定税率35年」、古人も想像しなかったような遠くへ来たもんだというところでしょうか? 暫定さんは、場違いなところに連れてこられて戸惑っておられることでしょう。これを自民党の政治家たちは、さらに10年延ばそうとしているわけです。45年間も暫定という言葉を使って恥じない政治家たちは、国民をひたすら誤魔化してきましたという看板を背負っているということにも気づかないのでしょうか?

 小泉元首相が、「改革」と叫んでいたとき、「抵抗勢力」と呼ばれた道路族議員は、今は「道路建設に熱心な議員」と呼ばれるらしいです。小泉偽装改革も幻と消え、ゆり戻しで元の定位置に戻ってしまいました。まったくあきれるような徒労!

 マスコミを巻き込んだ小泉改革の掛け声に国民は酔わされました。。「古い自民党をぶっつぶす」と断行した解散で、巨大な水ぶくれ自民党を作ってしまった小泉氏の手練手管。うぶな国民は、なすすべもなく軍門にくだりました。余禄では、「小泉改革はどこへいってしまったのか。これも腑に落ちない。」と抑制した言い方をしていますが、小泉偽装改革にしてやられた忸怩たる想いがあるのではないでしょうか。

 こうして過去を冷静に振り返ってみると、国民がいかに目先のえさに釣られて右往左往しているか見えてくるのではないでしょうか。享楽主義に汚染されているのです。我々は、いつまでたっても進歩していないなあと感じるのは、私だけでしょうか?
 
余録:暫定(毎日新聞)

 「暫定」を広辞苑で引くと「本式に決定せず、しばらくそれと定めること。臨時の措置」とある。ガソリン税の暫定税率は35年も続いている。どこが「しばらく」だろうか
▲長い間辛抱することを「石の上にも三年」という。「面壁(めんぺき)九年」という表現もある。だが、「暫定税率35年」までは古人も想像しなかったろう。与党はさらに10年延ばそうというのだから、ほぼ半世紀である。「しばらく」ということばの意味が変わってしまう
▲税率を下げるか、据え置くかの政策判断はさておき、「暫定」という言い方がいささか腑(ふ)に落ちない。35年も臨時雇いで働かされた人が定年間近になったとする。「あと10年臨時で働け。5月末まで“つなぎ”だ」と言われたら、きっと気分を害するだろう。さすがに「つなぎ」案は消えたが
▲暫定税率で集めた税金は、道路特定財源という金庫に入れてもっぱら道路を造ってきた。まだまだ道路を造れという国会議員は与党にも野党にもいる。小泉純一郎氏が首相で、道路公団の改革を叫んでいたころ、こういう議員は「抵抗勢力」と呼ばれ、声をひそめていたものだ
▲このごろ「抵抗勢力」という言葉をあまり聞かなくなった。かわりに「道路建設に熱心な議員」と言うらしい。かつて小泉首相は、暫定税率は維持するが、道路特定財源ではなく一般財源に回すと言っていた
▲あのころ、改革の掛け声に国民は酔った。「古い自民党をぶっつぶす」と断行した解散で、いまの巨大な自民党ができた。なのに、道路は延びるよ、どこまでも、の「古い自民党」に先祖返りしているようだ。小泉改革はどこにいってしまったのか。これも腑に落ちない。


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