SSブログ

井原前市長桜散る 冬柴大臣のウソ答弁 [ニュース]

 岩国市長選は、井原前市長が接戦の末敗れるという残念な結果になりました。補助金を盾にした、相手の頬を札束でひっぱたくような暴力的な方法が最後に効果を発揮したということになります。そういう点では悪しき前例を残すことになってしまいました。でも、岩国の人たちを責めることはできません。自民党は、井原前市長を誹謗中傷し、でたらめを言って市民を恫喝する謀略戦を展開したのです。これで判断が鈍らないわけがありません。このような状況の中で、半数近くの人たちが井原前市長を支持したということに、岩国市民の良識が示されていると見るべみだと思います。これで在日米軍の再編は進んでいくことになるのでしょうが、致し方ありません。

岩国市長選 米軍機容認の福田氏初当選 反対の前職破る

 在日米軍の再編に伴う厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)への空母艦載機部隊移転の是非が争点となった山口県岩国市の出直し市長選が10日投開票され、移転容認派が擁立した前自民党衆院議員の新顔福田良彦氏(37)が接戦の末、移転に反対する前市長、井原勝介氏(57)を破り、初当選した。これで05年秋以降膠着(こうちゃく)していた移転計画が進むのは確実で、当初の国の予定通り14年までに完了する可能性が高まった。当日有権者数は12万1717人、投票率は76.26%(前回65.09%)。(朝日新聞)

 
当選を決め、支持者と共にバンザイして喜ぶ福田良彦氏=10
日午後11時10分、山口県岩国市で

  天木直人ブログ 岩国市長選挙の結果をどう見るか(1)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/02/11/#000707

 ◇  ◇

 創価学会員で公明党の冬柴氏は、国土交通大臣になって舞い上がってしまったのではないでしょうか。国交省の高級官僚とねんごろになって、彼らの言いなりになっているようです。

 冬柴氏は国会で、〈救急病院へ行く生活道路の整備〉と題したパネルを持ち出し、道路整備の必要性を得意げにとくとくと説きました。「(暫定税率廃止で)本当に日常生活は大変困るわけでございます。救急病院に行く道路。奈良県十津川村の例ですが……。心停止で3分、呼吸停止で10分、出血停止で30分が亡くなるかどうかの瀬戸際でございますが、こういう(命を救う)こともできなくなる」と言って、救急車とバスがスレ違えず、立ち往生している狭い道路の写真を提示した。『この日の審議はテレビ中継も入っていて、要するに、冬柴は「道路を整備しないと、国民の命を救えない」とテレビカメラの前でぶったのである。』と日刊ゲンダイは、官僚の浅知恵に踊る冬柴大臣を伝えています。

 『国民はコロッとダマされそうだが、この理屈は子供ダマシだ。そんなに狭い道路で困るなら、すぐに拡幅すればいい。ところが、国交省がやろうとしているのは、こうした道路をバイパスや高速道路にすることだ。だったら、病院を増やせばいい。しかも、この写真は92年に撮影されたもので、今も現状は変わっていないことが分かった。年間6兆円もの予算があるのに16年間も“放って”おいて、今になって、暫定税率がないと救急車が通れないという。とんでもない詭弁だ。』と日刊ゲンダイは論破していますが、誰が考えたって至極当然なわけです。

 なんで冬柴大臣は、小学生でも分かるような詭弁を平気で弄するようになってしまったのでしょうか? 私が想像するに、冬柴氏は高級官僚と権力の甘い蜜をなめあっているうちに、頭まで腐ってしまったような気がします。冬柴大臣、正気に戻ってくださいといいたいです。

目に余る冬柴国交相の“大ウソ答弁” (日刊ゲンダイ)

「1874人の首長全員が道路特定財源は維持すべしと署名した」という国会答弁はウソ。道路財源で購入した公用車の数を低く見積もって公表し、新たにマッサージチェア23台の購入も発覚……。このところ、道路財源を巡り冬柴国交相が平謝りの連続だ。

 だが、「心からお詫びする」などとペコペコする姿にダマされてはダメだ。冬柴は暫定税率維持のためなら、なりふり構わず。国会で国民を欺く説明ばかりしている。

続きを読む


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。