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石破防衛相、千葉県勝浦市を訪問 [ニュース]

  防衛省の事故当時の説明が変わってきています。2分前に初めて確認したといっていたのが、実際には12分前には確認できたと発表しました。これなら十分回避行動が取れたはずです。ところが、回避行動をとったのが1分前で、その間自動操縦のまま、漁船の船団に向かって漫然と突っ込んでしまったのです。なぜ回避行動が遅れたのか、その間何をしていたのか、早急な説明が求められます。

 防衛相は、自分の不利になる情報を隠そうとしているように見えてしまいます。海上自衛隊の幹部が、行方不明の親子の親族に「報道陣に何も話さないで」と求めました。この発想はどこから来るのでしょうか? 防衛省が、組織防衛を第一にしているとしたら、文民統制の上からも極めて重大な問題であります。

 石破大臣は、千葉県勝浦市の親族や漁業関係者を訪れましたが、「せがれと孫を帰して」と叫ぶ親族の気持ちを真剣に受け止めほしい。訪問が続投への地ならしということであってはならないと思います。国民の目線でどう指導力を発揮できるのか、石破大臣には重い責任が課せられています。出処進退を含め適切に処理していただきたいと思います。


「寒い寒いって2人が…」親族、防衛相に怒りぶつける


外記栄太郎・新勝浦市漁協組合長(右)を訪ねた石破防衛相
=21日午後3時51分、千葉県勝浦市で、

 清徳丸の船員、吉清(きちせい)治夫さん(58)と長男哲大(てつひろ)さん(23)が行方不明になって3日目。2人の親族や地元の関係者は、千葉県勝浦市を訪れた石破防衛相に怒りや不信の思いをぶつけた。

 同市の新勝浦市漁協川津支所前には、近くに住む人や大勢の報道陣が集まった。治夫さんのおばで支所の向かいに住む板橋よし子さん(78)ら親族は、厳しい表情を浮かべながら、落ち着かない様子だった。

 到着を待つ板橋さんは「治夫たち2人は『寒いよ寒いよ』って涙をこぼしている。哲大は手塩にかけて育てた。泣き通しだよ」。支所訪問を終え、公用車に乗り込もうとする石破氏に直接、「せがれと孫を帰してもらいたいですよ。元気な子だったのに」と叫ぶように訴えた。

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