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奪われた命 大切さ感じて/島根でオブジェ展示 [小さなニュース]

 朝日新聞のマイタウン島根県版に、事故や事件で命を奪われた人の遺品を、人型のオブジェとともに展示する「生命(いのち)のメッセージ展」が、9月、山陰地方では初めて島根県出雲市で開かれるとありました。斐川町立図書館ではこれに先だって、県内の遺族らが4人のオブジェを来月2日まで展示しています。

 事故や事件で突然命を奪われてしまった人たちの遺品や人型のオブジェを眺めさせていただくと、写真で見てのことないのですが、深い悲しみとともに、生きていることの大切さを痛感させられます。いい加減に生きている自分が申し訳なくて。 もっともっと一日一日を大事にして生きていかねばと、深く深く反省させられたのでした。


奪われた命 大切さ感じて/島根県斐川町で展示 (朝日新聞)

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亡くなった江角真理子さんの写真(中央のオブジェ)を見つめる母由利子さん

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亡くなった石川秀治さんの遺品=いずれも斐川町
直江町の町立図書館で


◆飲酒事故遺族らオブジェ/9月のメッセージ展に先立ち~来月2月まで斐川で展示

 事故や事件で命を奪われた人の遺品を、人型のオブジェとともに展示する「生命(いのち)のメッセージ展」が9月、山陰地方では初めて出雲市で開かれる。斐川町立図書館(同町直江町)ではこれに先だって、県内の遺族らが4人のオブジェを来月2日まで展示。亡くした家族の古里での開催を目指す遺族に、思いを聴いた。

 町立図書館の中央にある読書コーナー。人の形をした約160センチのオブジェが3体並ぶ。そのうちの1体には、亡くなる2カ月前の99年秋、旅行先のロンドンでほほえむ江角真理子さん(当時20)=斐川町出身=の写真が張られていた。オブジェの足元には愛用していた黒いサンダル、頭に黒い帽子。「2000年を迎えることなく、夢もかなえることができず、救急車の中で家族の誰にもみとられず、亡くなりました」という遺族の言葉が添えられていた。 

 真理子さんは鳥取大在学中の99年12月26日、大学の友人3人と一緒に車で岡山に出かけた。その帰り、鳥取県内で、対向車線を越えて突っ込んできた飲酒運転の車と衝突。ともに21歳の友人2人とともに亡くなった。

 母親の由利子さん(59)ら遺族は2週間後、鳥取県警智頭署で遺品を受け取った。治療のために切り刻まれ、血のついた衣服、事故直前の写真が収められたカメラ、事故の前日までびっしりと書き込まれていた日記……。由利子さんは、真理子さんの名残を記憶にとどめようと、日記を読み続けた。

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