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パレスチナ自治区ガザで市民が犠牲に [国際ニュース]

 パレスチナ自治区ガザに対して、今月1日未明に地上軍を投入して激しい攻撃を続けてきたイスラエル軍は、やっと撤退したようです。今回の戦闘で犠牲になった人たちの半数は、一般市民でした。サッカーをしていた少年や朝食を準備していた主婦などが、空爆で瞬時に命を奪われてしまいました。

  今回の撤退は、ライス米国務長官の訪問に配慮したためであって、一時的なもののようです。平和交渉も、ハマス抜きでは成り立つはずがありません。暴力が暴力を呼ぶ負の連鎖、はますますエスカレートして行くばかりのように思えます。
 

ガザ攻撃を続行 イスラエル首相、国際社会の批判に反論

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パレスチナ自治区ガザ南部のラファで2日、イスラエル軍のミサ
イル攻撃で破壊されたモスクの周辺に集まる人々。ガザを支配
するイスラム過激派ハマスの治安組織がこの施設を拠点として
いたとされる=AP


 イスラム過激派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザに激しい武力攻撃を続けているイスラエルのバラク国防相は2日夜、「行動の時だ。ハマスは代償を払うことになる」と攻撃を続行する方針を表明した。イスラエル放送などが伝えた。

 2日までの5日間で100人以上のパレスチナ人が死亡し、その約半数は女性や子どもを含む市民と見られるため、国際社会からイスラエル軍に対して自制を求める声が高まっている。

 バラク国防相は「ハマスはロケット弾でイスラエルの市民を標的にしている。我々はその状況を変える」と断言した。

 一方、イスラエルのオルメルト首相は2日の閣議の冒頭、国際社会からの批判に触れ、「イスラエルが基本的な自衛行動をとることに対し、道徳を説教する権利は誰にもない」と反論した。


イスラエル軍がガザから撤退 「目的果たした」

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パレスチナ自治区ガザ北部のベイトラヒアで2日、イスラエル軍
の攻撃で負傷した人を病院に運ぶ救急隊員ら=AP


 イスラム過激派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザに対して激しい攻撃を続けてきたイスラエル軍は3日未明、地上部隊をガザから撤退させた。イスラエル放送は同軍筋の話として「イスラエルにロケット弾攻撃をしたら、痛い目にあうことを思い知らせるという目的を果たしたからだ」と伝えた。

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