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川口女子中学生父刺殺事件に思うこと [社会問題]

 最近、本棚に寝かせておいた「新約聖書}(日本聖書協会)を、以前でしたら1,2ページ読んだだけで放り投げていたのに、初めて最後まで読み通すことができました。

 通読できたのは、混迷する世の中に不安が募って、神様にでもすがりたいという欲求が強まったのが原因かも知れませんね?

 聖書を読んでみて、2千年前の世の中のようす、イエス・キリストの偉大さを改めて認識することが出来ました。イエス・キリストは幾多の奇跡を行いました。目の見えない人が見えるようになったり、歩けない人が歩き出したり、死者のよみがえり、湖の上を歩きましたし、嵐を静めました。

 これらの奇蹟を信じられない人は多いと思いますが、奇蹟は、イエス・キリストが『天と地をつなぐ者』であることの証(あかし)なのだと思います。天とは、キリスト教でいう『天にまします我らの神よ…』とおなじ、天空の天ではなくて、霊的な天ということですね。

 それから、聖書には悪魔サタンが登場します。悪魔サタンは、イエス・キリストを貶めようとさまざまに誘惑します。しかし、イエスは、それら誘惑に打ち勝ちサタンを追い払います。 また、聖書の最後にあるヨハネの黙示録では、悪魔サタンとの戦いの話になります。最後にサタンは敗北し、神の国の出現が予言されています。

 こうして見てみますと、世の歴史というものは、悪魔サタンと神との戦いという側面から見ることも可能ではないかと、空想してしまいました。  

 先日、川口市のマンションで、女子中学生が深夜父親を刺殺すると言う事件が起きました。報道によりますと、夜父親と一緒につくったカレーを家族みんなで食べ、一緒にビデオを見てから寝たということです。しかし、夢の中で父親が家族を殺す場面がでてきて、目が覚めてから、衝動的に父を刺してしまったと供述しているそうです。

 この事件の報道を聞いて、すぐに悪魔サタンの仕業ではないかとimaginationを働かせてしまいました。女子中学生に、サタンの進入を許すスキがあったということになるのでしょうか? いずれにしても、事件の動機はあいまいのまま捜査は終結ということにならざるをえないような感じがします。

 この事件は、悪魔サタンでも持ち出さないかぎり、理解不能であります。 サタンは、まだ元気に活動しているということなのでしょう。 サタンは、私たちの心を征服しようと常にスキをうかがっているのではないでしょうか? 私たちは、自分の内面の心を見つめ、サタンの進入を防がなければなりません。それには、自分の心を静謐(せいひつ)に保って、自分を見つめ直す時間を毎日持つ必要があるように思われます。


川口父刺殺:母「動機、本当に分からない」 学校側が会見(毎日新聞)

 埼玉県川口市で私立中3年の長女(15)が父親(46)を刺殺したとされる事件で、長女が通う中学校で22日、終業式があった。式後会見した学校側は、この日長女の母親から電話があり、母親は「ご迷惑をかけて申し訳ない。動機が本当に分からないんです」などと涙ながら話したことを明らかにした。

 会見した校長によると、電話があったのは式開始前の午前8時過ぎ。応対した校長に対し、母親は「勉強しろと厳しかったのはむしろ私の方でした」とも話したという。校長は「非常に動揺しているようだった」と印象を話した。

 一方、終業式では校長が生徒に事件の概要を初めて説明。長女と同じ3年の女子生徒の中には集合直後から泣き続ける生徒もいた。校長が「人の命を奪うことはあってはならない。親に反発することもあるだろうが、両親は皆さんを愛している」と話すと、生徒らは一様に神妙に聞いていたという。

 今後、22日午後6時から保護者に対する説明会を開く。生徒の心のケアも検討していくという。
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