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福田首相、「安倍氏とは違う」気色ばみ反論 [ニュース]

福田首相の無責任な辞任

 9月1日夕刻、福田首相が、突然辞任表明いたしました。
 どうも最近覇気がないように感じていましたが、公明、麻生ラインに手足を縛られて、福田首相の指導力が消滅してしまっていたからなのでしょう。 この光景は、安倍前首相が、政権投げだし辞任したときのリプレイを見せられているようです。(あの時は、麻生、与謝野ラインでした)

 福田首相は、『安倍前首相と私は違う』と強調されたようです。『私は、病気ではないし、先を見通せるのだ』というようなことを少し怒気を込めて語ったとか? 福田首相は、確かに健康のようにお見受けします。ということは、安倍前首相の時よりまだ余裕があるということになります。 それに、先を見通して、早めに辞めるという判断も、ただ単にいいカッコをしているだけではないでしょうか? 安倍首相は、ある意味ボロボロになるまでやったといえるでしょうが、福田首相は、アメリカに対し早めに逃亡をはかったもので、よりたちが悪いようにも思います。

 福田首相に、日本という国を背負って立つという自覚があったのでしょうか? 国民の生活を少しでも良くしようという湧き出る熱意があったのでしょうか? 福田首相の他人事発言を聞かされますと、自分に箔を付けるために首相になったのではないかというimaginationが、どうしても浮かんできてしまうのです。必死さが少しも伝わってこないのです。 責任感がないから、このタイミングで、余裕をもって辞任することができたのではないでしょうか?

 公明党は、矢野絢也元公明党委員長問題で、池田大作創価学会名誉会長の手勢であるという本性を前面に出してきているように見えます。従米主義の自民党とは、意見の対立する場面が増えてきました。連立を維持すること自体が難しくなっているのではないでしょうか? このまま連立を維持していては、自民党が公明党に指導権を奪われてしまうような最悪な事態が想定されるに至っています。

 自民党の従米一辺倒路線は、既に破綻に貧しているのではないでしょうか? もうこれ以上の悪あがきはやめて、大政奉還すべき時節が自民党にはやって来ているのだと思います。次期首相には、勝海舟のような役割が果たせる無私なる人物がなるべきであるように思われます。



首相退陣表明:「安倍氏とは違う」気色ばみ反論(毎日新聞)

 「安倍(晋三)前総理のケースとは違う。安部前総理は健康の問題があった。私は特別な問題はない」
 福田康夫首相は退陣を表明した1日夜の緊急記者会見で、2代続けて首相が政権を投げ出すことへの見解を問われ、反論した。
 しかし、政権維持のための内閣改造を試みてから約1カ月後。閣僚の不祥事が発覚し、辞任に追い込まれたのも安倍氏と見事に相似形をなした。

 会見の冒頭、首相は「政治資金、年金記録、C型肝炎、防衛省の不祥事など次から次へと積年の問題が顕在化して、その処理に忙殺された」とボヤキから入る。「民主党が重要案件の対応に応じず、審議引き延ばしや審議拒否を行った。何を決めるにも時間がかかった」とも。

 道路特定財源の一般財源化などを挙げつつ「目立たなかったかもしれないが、これまで誰も手を付けなかった国民目線での改革に着手した」と政権の成果は強調。一方で「重要案件については何とかしたいと意欲を持っていたが、いろいろな政治の状況がある。臨時国会が少しでも順調にいくようにと考え、私自身でやるよりも他の方にやっていただいた方が……」と嘆いた。

 退陣に伴う政治の停滞などに対するおわびも一切なく、淡々と事実経過を説明。記者団からは「会見は人ごとのように見える」との質問が出たが、最後には「私は自分自身を客観的に見ることができる」と少しだけ気色ばんだ。

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