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首相辞任会見「あなたとは違うんです」 [ニュース]

投げ出し・福田の“本性”を暴いた記者の“正体”(ニュース記事)

 「他人顔」とも揶揄された福田康夫首相を、辞任会見の最後の質問で切り崩した地方紙記者に注目が集まっている。首相は激怒したものの、官邸記者特有の“間合い”にとらわれない乾坤一擲(けんこんいってき)の質問は、首相の“素”の部分を引き出した。

 「『ひとごとのように』とあなたはおっしゃったけどね、私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!」。福田首相は1日の辞任会見の終了間際、国民注視の生中継ということも忘れて気色ばんだ。

 この答えを引き出したのは、広島県の「中国新聞」の男性記者(37)が質問した「総理の会見が国民にはひとごとのように聞こえる」という言葉だった。(ねたリカ)


 9月1日の福田首相の辞任会見で最後にした記者の質問が、今ネットで話題になっているようです。 その記者は、「総理の会見が国民には人ごとのように聞こえる」と切り込んだのでした。 国民だれもが福田首相に抱いている感情を代弁する質問でありました。

 福田首相に他人事という印象を抱いてしまうのは、「当事者意識が希薄である」 「熱意が感じらえない」 「相手の立場を思いやることが少ない」 「国民目線が感じられない」といったところから来るのだと思います。 これに対して、福田首相の答えは、『私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです!』という答弁でした。

 記者は、「もう少し国民生活のことを真剣に熱意を持って考えてほしい」という意味を込めた質問であったと思うのです。それに対して、『私は自分自身のことは客観的に見ることができるんです』では答えになっていないと思うのですが?

 このとっさの答弁は、福田首相がいかに自分のことしか考えない人、自己中心的な人であるかをさらけ出しているといえるのかもしれません。 いつも冷静に自分の損得を判断しているのだということなのでしょう。

 『あなたとは違うんです!』 という物言いも、あなたは自分自身を客観的に見ることはできないといっているようなもので失礼な発言になっています。福田首相の「上からの目線」といわれるもので、傲慢さが出てしまったのだと思います。

 この中国新聞の記者のアドリブ的な乾坤一擲の質問で、福田首相は思わず地をさらしてしまったのだと思います。 福田首相の「他人事発言」「上からの目線」は、絶対に直らない類のものであることがよくわかりました。 本人がまるっきり自覚できないのですから。



首相辞任会見「あなたとは違うんです」


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