SSブログ

政治を変えるのは、政治家ではなく国民である [時事問題]

 浜田防衛大臣の親父さんのハマコーさんは、以前、テレビ番組、たけしのTVタックルであったと思いますが、詳細は忘れましたが、『アメリカには逆らえないんです』、『アメリカのいうことは聞かなくてはならなんです』とアナウンサーの問いかけに答えていたのを忘れることができません。やくざみたいな風貌で、右翼的人物と目されるハマコーさんでさえ「従米主義者」であったのです。これでは、自民党はだめだなと心底思ったものです。

 麻生首相は、ワシントンで開かれた金融サミットで日本が国際通貨基金(IMF)基盤強化のため10兆円の融資を表明してしまいました。国会の了解を取らずに実行したことは、憲法違反の疑いが濃厚であると植草さんはブログで述べられています。IMFはアメリカの息のかかった組織と言われていますから、ブッシュ大統領から要請があったのではないでしょうか? ブッシュ大統領が、麻生首相を歓待している様子がテレビ画面に映し出されていましたが、従米主義自民党の総裁である麻生太郎氏は逆らえなかったのでしょう。

 戦後間もなく、国鉄総裁であった下山氏が謎の死を遂げた下山事件は、GHQの仕業ともいわれましたが、謎で終わってしまいました。類似の事件が、当時頻発したようです。

 これからはimaginationの世界ですが、日本の現状は、あの頃に戻っているのではないかという疑念がどうしても浮かんできてしまうのです。権力側に都合の悪い事例をスクープした新聞記者なども何人か謎の死を遂げたりしております。アメリカCIAは、暴力団山口組とのつながっている可能性がなしとはいえないでしょうし、なにしろ、在日米軍が、常駐しているのですから。

 自民党の有力政治家なども、隠れたところでアメリカの物理的力に押さえつけられている可能性がなきにしもあらずなのではないでしょうか? もしかすると、GHQの占領時代から今日まで、日本という国の実体は属国のままであったのかもしれません。とにかく、占領軍がそのまま居座り続けているわけですから。そして、自民党政権の本質は、アメリカの傀儡政権であったという色メガネで見てみれば、すべてはすっきり合点がいってしまうということではないでしょうか?  

 なぜこんなことを考えたかといいますと、自民党の政治家たちが余りにも従米的でアメリカの言いなりになって、反国民的であるからです。これには、国民には見えないところで大きな力が働いているのではないかと?

 自民党の政治家だけとはいいませんが、政治家は、国民に日本という国の本当の姿を隠してきたのではないでしょうか? 日本の現状は相当深刻なのだと、覚悟しなければいけないような気がいたします。

 そして、この局面を変えることができる唯一の手段が、選挙における国民の意思表示なのだと思います。誰が自分の利益を代表してくれる政治家なのかを見きわめる目が必要なのです。国民は目覚めなければなりません。

 民主党代表の小沢一郎氏は、大連立を志向したりと、いまいち信用の置けない政治家に見えてしまいますが(アメリカに弱みを握られているということがあるかも知れません)。それでも、ある日の記者会見で、『国民の一票で政治を変えることができるのです』と力説していた場面を鮮明に記憶しております。

 これは、政治家小沢一郎氏の魂の叫びと捉えるべきではないでしょうか? 「政治を変えるのは政治家ではない、政治を変えるのは国民なのだ。国民の一票による意志表示なのだ。それがアメリカに対抗できる唯一の手段である」と言いたかったのではないでしょうか?

 やはり、国民がいかに目覚めるということにかかっているのだと思います。政治を変える責務は、国民が負わねばならないのです。

  
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。