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「幸福感は伝染する」の記事を読んで [精神世界]


 幸福感は他人に伝わりやすく、家族や友人などの社会集団の中でさざ波のように広がるが、職場では同僚の感情にあまり影響を受けない――。このような研究結果が5日、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」で発表されたそうです。

  ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキス教授と、カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・フォーラー教授による共同研究によると、誰かの幸福感に変化が起きると、「幸福」または「不幸」な人々の社会的また地理的な集団が形成される。つまり、充足感は個人がそれぞれに感じるだけのものではないという。

  研究結果によると、他人の感情は、同居人よりも隣人や友人からのほうが伝染しやすく、職場では幸せな同僚がいても影響を受けない。これは、社会的状況が感情の伝染を抑止している可能性がある。

 最も重要なのは、人々が社会的ネットワークの一部であるということで、ひとりの健康や幸福感が他人に影響を与えるということを認識することだという。
(以上記事引用)

 これは、私のimaginationですが、幸福感が伝染するというのは、人間はつねに想念というか、気というか、精妙な電磁波のようなものを発信しているとすれば、肯けることではないでしょうか? その波は、静まった精神状態の人には伝わりますが、職場などの心理的抑圧の強いところでは受信できない、伝わらないのだと思います。

 また、わたしは、人間関係は、ジグソーパズルのようなものといえるのではないかと思っています。ジグソーパズルは、一個のピースがなくても完成しません。それぞれのピースが、独自の役割があり、存在意義があるのです。そして、ピース一個の形を変えれば、まわりのピースの形も変えなければ収まらなくなります。これと同じように、人間一人ひとりにも、それぞれの役割があり、貴重な存在なのだと思います。そして、ひとりの人が変われば、まわりの人間に影響を与えていくことになるのだと思います。

 そうであるとするならば、幸福感などのように、よりよい影響をまわりに与えたいものです。同じ幸福感でも、他人(ヒト)に向う、愛や感謝の心であったら、さらによい影響を与えることができるのではないでしょうか?

 人は、バラバラに分断された存在ではなく、それぞれが独自の存在意義を持った集合体なのです。お互いがわかちあいながら成長していくのが、人間本来のあるべき姿ではないか? そんなことを考えさせられた記事でありました。
 


 ヘンデルー私を泣かせてください ソプラノ歌手太田智子さん ギター伴奏田中靖二 さん
 http://jp.youtube.com/watch?v=q-H-v1EtYCY

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