Ｎ７００系シミュレーターを公開

Ｎ７００系シミュレーターを公開　運転士の訓練や講習に

 
報道陣に公開された新幹線の新型車両「Ｎ７００系」の訓練装置
。実物と同じサイズの運転席から、３枚のスクリーンに映し出さ
れた映像やＣＧを見ることができ、ブレーキ訓練もできる＝１３日
、大阪市東淀川区で

　今年７月に営業運転を開始した東海道・山陽新幹線の新型車両「Ｎ７００系」のシミュレーターが大阪市東淀川区のＪＲ東海大阪第二運輸所に導入され、１３日、報道陣に公開された。運転士の訓練や講習に使われる。

　同社が約１０億円をかけ、Ｎ７００系の先頭部分と運転台を模して造った。運転操作に合わせて前面の大型スクリーンに走行中の風景がコンピューター・グラフィックスなどで映し出される。電気系統の異常などを想定したプログラムもあり、非常時の対処方法を学べるようになっている。(asahi.com)