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福田首相、支持率低迷も「わたしが決めることじゃない」 [ニュース]

 福田首相は、支持率が低迷していることに対して、「しょうがない。わたしが決めることじゃないから。」と言い放ったそうです。これをもう少しわかりやすく言うと「支持率は気にしない。わたしは間違ったことをしているわけではない。わたしを評価しない国民の方がおかしいのじゃないですか?」ということになるのでしょうか。

 福田首相は、お父さんのようにそつなくこなすことが正しいことだという頑迷な思いこみがあるように見えます。だから、問責決議案に対して、「わたしが間違ったことをしていますか」という反応が出てくるのだと思います。いまの日本の現状で、失点しなければ何とかなると思っている人が首相に居座っているとしたら、国民は不幸です。福田首相は、日本を大改革しようというプランをもって首相になるべきでした。

 それに、福田首相の「支持率低迷もしょうがない」発言は、自民党の現状を正しく認識していないのではなかという気にもさせられます。自民党は森元首相の時に危機を迎えました。そのとき登場したのが、狂気のワンフレーズポリテックスの小泉純一郎氏でした。小泉元首相は、自民党の農村組織はもうダメだということで、都市部の無党派層の支持をを得るために劇場型政治を展開して驚異の支持率を獲得したのでした。小泉元首相は、自民党を無党派層の支持率が命の政党に変えてしまったのです。小泉元首相は、曲がりなりにも大改革を唱えました。しかし、いま、その改革は、アメリカのための、大企業のための、2割の富裕層のための改革であったことが明らかになっています。国民は小泉純一郎氏のペテンに引っかかったことに気づいたから、支持率が急落しているのではないでしょうか。福田首相は、この支持率をあげるためにすべての政策を行わなければならないという立場に立たされているのです。

 福田首相は、現状認識がだいぶずれているのではないでしょうか? もしそうだとしたら、大改革できる人に譲るべきです。証券市場の下落も、福田首相への失望があるとも言われております。福田首相には、もっと緊張感をもって、真の国民のための政治を実行してくださいと、あきらめの気持ちを抱きながらお願しておきます。

福田首相:「わたしが決めることじゃない」支持率低迷で

 福田康夫首相は14日夜、新テロ対策特別措置法成立後に行われた報道各社の世論調査で、内閣支持率が30~40%台で低迷していることについて「それはしょうがない。(支持率は)わたしが決めることじゃないから。政治はそのためにやっているんじゃないからね」と述べた。東京都内で記者団の質問に答えた。(毎日新聞) 


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