ごみ出しボランティアの奥下君(中三) 道徳の教科書に [小さなニュース]
近所の足の不自由な年配の女性に代わって、ゴミだしを続けていた石川県志賀町の富来中三年奥下雅士君(14)の行いが、北陸中日新聞に取り上げられ、その記事が日本新聞協会のハッピーニュース大賞に選ばれたのでした。そして今回、新年度の「道徳」教科書の副読本に教材として用いらることになったというニュースが東京新聞web版に載っていました。
奥下君は、自宅から百メートル離れたところに住んでいるおばあさんが、雨の日に傘をさして足を引きずりながらゴミだしする姿を見て、自分が代わってあげようと始めたようです。ゴミだしを始めてからもう三年になるというのですから偉いです。行為自体は小さいことかもしれませんが、思いやりにあふれた立派な愛の行為だと思います。
道徳の教科書の副読本に、ふだん見過されそうな思いやりあふれた行為を取り上げるのは大変よいことだと思います。こういうちょっとした思いやりのつみ重ねが社会を変えてゆくことになるのではないでしょうか。今の乱れた社会を変えていくには、地道にやるしか方法はないのだと思います。
ごみ出しボランティア 続けた奥下君 道徳の教科書に(東京新聞)
奥下君の行いを紹介している日本標準の教科書
足が不自由な近所の年配女性宅のごみ出しを続け、その行いが日本新聞協会の二〇〇五年度ハッピーニュース大賞に選ばれた石川県志賀町の富来中三年奥下雅士君(14)が、新年度の「道徳」教科書副読本に取り上げられることになった。
「日本標準」(東京)発行の小学六年向け道徳副読本「みんなで考える道徳」に、行いを紹介した北陸中日新聞(〇五年十二月二日付夕刊)の原文が掲載される。
奥下君は自宅から百メートルほど離れた川口菊子さん(78)が雨の日に傘をさして足を引きずり、ごみ出しする姿を見て、足代わりになろうと、ごみ出しを始め、やがて三年になる。最初は家族さえ気付かない行為だった。
副読本は北海道から沖縄まで全国で使われる。
副読本では奥下君の行いのほか、ごみ出しボランティアが金沢市にも広がったことを紹介。「奥下君の気持ちを考えてみましょう」「地域とのつながりの中であなたにできること、したいことはありませんか」と問い掛ける。編集部は「単に行いの紹介だけでなく、行動を呼び掛けるきっかけになれば、と思います」と話している。
奥下君は高校受験を控え、川口さんが「もう、やめるか」と気遣うと、「一、二分で済むことや。何ともない」と答える。
川口さんは十円、二十円の駄菓子店を営み、子どもたちが小銭を手に集まる。牛乳配達の少年は「おはよう」と声をかけていく。
出版社から届いた本を手に、奥下君は川口さんに報告に走った。「照れます」と奥下君。川口さんは「“まあちん”(奥下君)が載った教科書を何度も見てうれしくて涙が出た」と話した。
足の不自由な人のために
ゴミ出しのボランティアを
している
中三の奥下君は
とても
優しく思いやりのある人なんですね
当たり前のことを
する人が
今の世の中
少し減ってきているような気がしますね。
by デンジャラズゾーン (2008-02-05 11:53)
今の世の中、思いやりの気持ちが減っていますよね。
助け合う気持ちを大切にしていきたいものです。
by ofil425 (2008-02-05 20:51)
立派な大人になるのでしょうね。
・・・でもちょっとプレッシャー?かもしれませんね;;
by kocoron (2008-02-08 22:12)
kocoronさん読んでくれてありがございます。
そうですね、プレッシャーになる部分はあると思いますが、無理をせず思いやりの気持ちを持ち続けていって欲しいと思います。
by ofil425 (2008-02-09 09:04)