岩国米軍基地問題で、米国と政府に怒りの抗議集会 [ニュース]
岩国で1万1000人集会
厚木移転容認迫る国に抗議
米空母艦載機部隊移転を巡って注目される岩国市で1日、容認を迫る国が市庁舎建設補助金35億円をうち切るなど、強権的な圧力を振るうことへ抗議する「国の仕打ちに怒りの1万人集会錦帯橋」が開かれた。集会には、多数の岩国市民をはじめ、広島や周防大島町など全国各地から1万1000人(主催者発表)が結集。強権によって市民を屈服させ、岩国を極東最大の米軍基地にしようとするアメリカと日本政府に対して、揺らぐことのない頑強な意志を示した。
午後2時からの集会を前にして、錦帯橋の河川敷には続続と市民が結集を始めた。各地から会場を目指す人人によって、市内を走るバスなど交通機関は超満員状態となった。交通機関に乗れなかったため、川下地区や尾津地区、駅前などから「徒歩できた」という市民も多かった。集会にはまた、広島や周防大島、下関、岡山や福岡、大分、遠くは沖縄まで、全国各地から米軍再編に反対して行動する住民や、労働組合関係者などが駆けつけた。
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