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宝塚音楽学校で卒業式 中国ギョーザ事件 [ニュース]

 卒業式のシーズンがやって来ました。宝塚音楽学校で卒業式が行われ、2年間、歌やダンスのレッスンに励んだ第94期生45人が学びやを巣立ったそうです。卒業式は、春近しを感じさせてくれます。

タカラジェンヌが誕生 宝塚音楽学校で卒業式

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 宝塚音楽学校の卒業式を前に記念撮影で笑顔の卒業生=1
日午前、兵庫県宝塚市


 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公平校長)で1日、卒業式が行われ、2年間、歌やダンスのレッスンに励んだ第94期生45人が学びやを巣立った。

 卒業生は黒紋付きに深緑のはかま姿。首席卒業の小林由季さん=芸名仙名彩世、宮城県出身=が「宝塚の乙女として、清く正しく美しく一層精進してまいります」と答辞を述べ、全員で「仰げば尊し」を歌った。(東京新聞)

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中国ギョーザ事件、このまま幕引ではいけない

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、中国公安省が記者会見し、有機リン系の殺虫剤「メタミドホス」が中国で混入された可能性は「極めて小さい」と表明しました。製造元の従業員に容疑者と思われる人物はおらず、原料野菜や生産工程、輸出の過程にも「異常はない」からだということです。さらに、「一定の条件でメタミドホスは袋の内側に浸透する」とも語って、日本での混入の可能をにおわせました。

  日本側では、警察庁が、これまでの捜査から「日本国内で混入した可能性は極めて低い」と中国側に説明してきており、これと真っ向から対立する主張をしたわけです。鑑定結果などを日本側に求めても提供されない、とも発言して日本を非難しています。

  警察庁によると、すでに鑑定結果などは提供していて、逆に、過去に起きたメタミドホス使用事件の捜査資料などを中国側に求めているが、実現していないということです。また、発表のタイミングが、警察庁の次長が訪中し、早期解決に向けての連携や証拠を交換し、捜査を加速化させることで合意した直後でありました。すかさず吉村博人警察庁長官が、記者会見で「看過できない」と反論したのは当然のことであります。

  しかし、福田首相は「中国捜査当局は、日本と共同して、しっかり調査したいと言ったのではないか。非常に前向きだ」と述べました。何が前向きなのかよく理解できない発言であります。中国と事を荒立てたくないという意図なのでしょうが、ことは、食の安全という命と暮らしを守る問題であるわけです。福田首相のいう消費者重視の真価が問われているのです。福田さんは総理大臣なのですから、国益を守るために言うべきことは言うというスタンスでなければなりません。そうでないと媚中外交と批難されることになるでしょう。

  産経新聞の主張「中国ギョーザ事件 首相発言に疑問呈したい」では、発言の撤回を求めています。以下掲載いたします。


【主張】中国ギョーザ事件 首相発言に疑問呈したい(産経新聞)

 中国製ギョーザの中毒事件をめぐり、福田康夫首相が中国側の捜査への取り組みについて「非常に前向きだ」と述べた。国民の生命、財産を守ることを最大の責務とする日本の首相として耳を疑う発言だ。撤回を求めたい。

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