大井川鉄道、「SL合格祈願号」運行 [小さなニュース]
大井川鉄道に「SL合格祈願号」
合格祈願のヘッドマークを付けたSL
◇SLで知られる大井川鉄道(静岡県島田市)は1~4日、神社で祈とうした特製ヘッドマークをつけた「SL合格祈願号」を運行する。
◇標高差約230メートルをゆっくりと上っていくSLから「着実に合格までたどりついて」と初めて企画した。車内では限定カツカレー弁当(勝つ・受かれ)も予約販売する。線路にまくすべり止め用の砂を詰めた特製お守りがおまけに付く。
◇受験生が最後の追い込みをかける受験シーズン真っただ中。山間部の温泉街行きの同SLは「あくまでも受験生の応援団向け。受験生本人は自宅で最後まで努力を」(同鉄道)という。(毎日新聞)
坂を上ってゆく蒸気機関車は、必死に頑張っているいるように見えます。そのSLに乗って両親や受験生にゆかりのある人たちが合格祈願をすれば、SLもきっと一緒になって受験生にエールを送ってくれるように思えます。これはなかなかいいアイデアですね。
岩国市長選、仮面劇団登場 [ニュース]
岩国市長選挙は、2月3日の公示が迫り、井原前市長、福田(前自民党衆議院議員)両陣営の運動もはげしさを増しているようです。長周新聞は、井原陣営への自民党からのなりふり構わぬすさまじい圧力の様子を伝えています。
『岩国市内では、自民党の側から「市営バスが廃止される」「図書館もつぶれる」「夕張となって市民が借金をかぶる」との宣伝が、不安をかき立てる雰囲気と一緒に振りまかれている。また、市町村合併にともなって各種手数料の値上げや補助のカットがおこなわれ、合併にたいする怒りの強い旧郡部地域では、「合併も切り捨ても全部井原がやった」との宣伝が「福田になればよくなる」という話とセットで広げられている。』と伝えています。
福田陣営は、自民党色を隠すために臆面もなく「市民党」に変身して違いが分からないようにしていますが、岩国市民からは恥ずかしくなって、自民のじの字の点々を取って「市民党」といっているのだと揶揄されているようです。「基地には反対だが仕方がない、財政問題が争点だ」などといって、基地問題から争点をずらしている福田陣営は、双方非難合戦の泥仕合に持ち込むことに成功し始めているようです。そんな井原勝介前市長のピンチを救おうと、劇団はぐるま座文工隊が仮面劇「岩国売国物語」をひっさげて、街頭キャラバンにのりだしたようです。
以下仮面劇の様子とその全ストーリーを伝える長周新聞からの転載
岩国市の街頭で仮面劇
劇団はぐるま座文工隊
売国政治への怒り共有 2008年1月30日付
米軍艦載機の移転問題を争点として市長選がたたかわれている岩国市内で29日、劇団はぐるま座文工隊による仮面劇「岩国売国物語」がおこなわれた。市民のなかでは今回の米軍再編問題を契機に歴史的な怒りが高まっており、岩国をめぐる日米関係を描いた風刺劇に注目が集まった。
仮面劇には、米軍再編が行きづまり右往左往するブッシュ米大統領、福田首相、安倍、小泉の元首相、二井知事などのお歴歴がそろって登場。「従属国のモデル」として、なにがなんでも米軍再編のゴリ押しを命じるブッシュ大統領と、それに忠誠を誓う自民党、歴代首相のやりとりが繰り広げられる。
そして郵政民営化やアメリカ国債買いなどの財政売り渡し、農漁業、医療や福祉の切り捨て、市町村合併による地方切り捨てなど忠実に実行してきたこと、そこで高まってきた岩国市民をはじめ全国からの反撃をまえに飛び上がり、「市民党」といってごまかしをはかる苦心ぶりが再現されている。
この日は、岩国駅前から出発し、市役所前、市民会館前、フジグラン岩国前、ゆめタウン南岩国店など5カ所で7回の上演がおこなわれた。
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http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/iwakunisinogaitoudekamengeki.htm