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ごみ出しボランティアの奥下君(中三) 道徳の教科書に [小さなニュース]

 近所の足の不自由な年配の女性に代わって、ゴミだしを続けていた石川県志賀町の富来中三年奥下雅士君(14)の行いが、北陸中日新聞に取り上げられ、その記事が日本新聞協会のハッピーニュース大賞に選ばれたのでした。そして今回、新年度の「道徳」教科書の副読本に教材として用いらることになったというニュースが東京新聞web版に載っていました。

 奥下君は、自宅から百メートル離れたところに住んでいるおばあさんが、雨の日に傘をさして足を引きずりながらゴミだしする姿を見て、自分が代わってあげようと始めたようです。ゴミだしを始めてからもう三年になるというのですから偉いです。行為自体は小さいことかもしれませんが、思いやりにあふれた立派な愛の行為だと思います。

 道徳の教科書の副読本に、ふだん見過されそうな思いやりあふれた行為を取り上げるのは大変よいことだと思います。こういうちょっとした思いやりのつみ重ねが社会を変えてゆくことになるのではないでしょうか。今の乱れた社会を変えていくには、地道にやるしか方法はないのだと思います。

ごみ出しボランティア 続けた奥下君 道徳の教科書に(東京新聞)


奥下君の行いを紹介している日本標準の教科書  

 足が不自由な近所の年配女性宅のごみ出しを続け、その行いが日本新聞協会の二〇〇五年度ハッピーニュース大賞に選ばれた石川県志賀町の富来中三年奥下雅士君(14)が、新年度の「道徳」教科書副読本に取り上げられることになった。

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橋下氏こそ憲法を学べの声 [ニュース]

 橋下次期大阪府知事は、井原前岩国市長が基地問題を住民投票にかけたことに対して、「防衛政策に自治体が異議を差し挟むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制度上、直接民主制の住民投票の対象には制限がある」と批判したそうです。井原氏が「国民が国政にものを言うのは当然」と反論すると、「憲法を全く勉強していない」などと再反論したと伝えられています。
 
 橋下氏の理屈で言うと、基地住民がこれ以上の負担には耐えられないと国の防衛政策に異議を申し立てることは認められないということになりますから、基地住民は国の言いなりにならねばならないということになってしまいます。さらに橋下氏は、「間接代表制なのだから、直接民主制の住民投票の対象には制限がある」と間接民主性優位のような発言をしていますが、憲法は国民主権をうたっています、憲法の精神は、直接民主制なのだと思います。それができないから間接民主制をとっているだけの話なのではないでしょうか。代議員は、つねに国民の声を意識していなければならないのだと思います。法的拘束力のない住民投票にかけることがなぜ直接民主制になってしまうのかわかりません。

 井原岩国前市長は、自分がどう行動すべきか判断するために住民投票を行ったのだと思うのです。憲法の精神に照らしても、まったく正当な行動であったと思います。橋下氏は、自分の都合のよいように憲法を持ち出して理屈付けしているだけではないでしょうか。 そもそも、岩国のことをよく知らないと自らも認めている橋下氏が、なぜ岩国の問題に首を突っ込んできたのでしょうか? 

 橋下氏は、国の防衛政策に住民が文句を言うことが気に入らないのではないかと思わざるを得ません。橋下という人は、非常に権力志向強い人のようです。はっきり言えば、選んだ以上住民は文句を言うな、選ばれたものが自由にやる権利があるのだからということです。 大阪府民は、なんとも鼻持ちならない人物を知事に選んだものです。橋下氏は、大阪府民に過酷な負担を強いることになるかもしれません。そうなったとしても、残念ながら責任を負わなければならないのは選んだ大阪府民ということになってしまいます。


橋下節に疑問の声「あんたこそ憲法学べ」 岩国住民投票


橋下徹・次期大阪府知事

 米空母艦載機移転をめぐり06年春に山口県岩国市が実施した住民投票に対する橋下徹・次期大阪府知事の発言に、憲法学者や政治学者らが首をかしげている。弁護士でもある橋下氏は、反論した前岩国市長の井原勝介氏を「憲法を勉強して」と痛烈に批判したが、「橋下さんこそ不勉強では」との指摘も出ている。

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